3/25、ぱらでいろフェスにてライブペイントで出演しました。
ドキュメンタリー映画『夢みる小学校』の上映に際してということで。
実際に以前映画を見て、映画に出てくる人たちはきっとこんな思いを持っておられるのかな、と感じたことを作品に込めてみました。
絵は学生さんが考えてくれたぱらでいろのイメージ「たんぽぽ」と、イメージカラーのオレンジをバックに。
主催者の原さんの「色々な考えや思いをリスペクトし合う」という思いが少しでも表現できているといいな、と思います。
ただ、あなたのすべてを信じている。
あなたはあなたのままでいい。
そんなことが当たり前の世の中になればいいなと、日々思っているわけですが。
相変わらずこの映画からは、色んなことを考えさせられました。
「まずは子どもを幸せにしよう。すべてはその後に続く」、そんなスローガンの下。
宿題もテストもなく、先生もいない、日本に実在する学校のドキュメンタリー。
「できたらいい」ことなんて、世の中には数えきれないほどあるけれど、それは自分で選んでいい。
それぞれが、それぞれのペースで。
それぞれが、それぞれにできることを。
子どもに「自由」を与えたら、大人の想像なんて軽々とあっという間に越えていく。
そんな様子を肌で感じる映画です。
子どもたちの未来が、ひいては未来の大人の世界が生きやすくなるきっかけになることを願います。
頑張ることを無意識に求められる世の中だからこそ、「頑張らなくてもいいよ」の一言にどれ程救われることか。
きっともう、誰もが十分に頑張っているんだと思うのです。
今回のイベントには、たくさんの学生さんたちがスタッフとして参加してくれていて、なんだか僕も若さを貰った気がします。
こんなにしっかりとした若者たちがいてくれることを知って、この先の未来も明るくなる気がしました。
素敵なイベント、素敵な出会いをありがとうございました。
また、「ぱらでいろフェス」に向けて滋賀県立美術館にて作品を展示してもらいました。
飾っていただいた作品は1枚ですが、美術館デビューの1枚となりました。