3/2〜3/18、Farm Cafe Lianさんにて個展『月の異名と詩う猫』を開催しました。
Lianでの個展は1年ぶり3回目となり、なんともアットホームな日々で。
もはや気楽過ぎて、途中ふと自分が個展を開いていたことを忘れそうになりました。
相も変わらず見に来てくださった方々から本当に温かい感想の言葉をいただき、僕の方がパワーをいただく毎日。
未だ自分が何のために作品を描いているのか考え続けていますが、このような言葉が本当に自分の活力というか動力源になっているなぁ、と。
本当にありがとうございます。
今回の個展では新しい作品を一点だけ展示しました。
タイトルは『船月-ナガレボシ-』。
自分が描いてきた作品の中で最も大きなものになるのですが、今回は言葉を入れませんでした。
最初はいつも通り言葉を考えていたのですが、何十パターンか候補をあげているうちに、「一つの正解を決める必要があるのかな?」とふと思って。
自分がいくつも想像したこの絵の物語を、見た人はどのように描くんだろう、って。
その楽しみを奪いたくなかったし、その物語を僕自身が聞いてみたかったのです。
あくまで僕は詩人であって画家ではないので、これから先このような作品は多分描かないと思うけれど、これはこれで楽しんでもらえると嬉しいなと思います。
いつものLianで横田ファミリーとスタッフの皆さんの優しさに包まれた温かい個展。
今回の個展もまた「繋がり」がたくさん生まれた日々でした。
また次の個展に向けて、作品作りに励んでいきます。